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    • 2019年・・・・・・・・・・・・・・・・・
    • 12/30 『静岡新聞』関連会社が発行する地域新聞『伊豆新報』に、中山千夏さんが「知ってほしいビキニ事件」と題して写真集『NO NUKESU』について講評しました。
       
    • 12/28 澤田昭二先生よりの研究報告
      私が今年の年末にかけて中心的に研究成果をまとめましたのでお届けします。 広島・長崎の放射性降下物による内部被曝の影響を科学的にまとめた世界で初めての 研究結果で、一昨年の名古屋高裁の証言はこれに基づいていますが、日本政府はそれ 以来被曝影響について反論することができなくなり、代わりに要医療性という問題を持ち出してきましたが、放射線による被曝でDNA、遺伝子が変化を受けていて、その 影響がいつ出るかわからないのが被爆者です。被爆者は被曝影響を受けているので常に監視をつづけるという「要医療性」の状態から抜けだせないのです。
    • 12/27 2月11日(火)、「労災訴訟を支援する会」準備会、3月中・下旬に結成集会・高知地裁提出・記者会見を予定しています。
    • 12/26 ビキニ核被災国家賠償請求訴訟の原告・支援者の皆さまへ
          高知新聞社説
    • 12/21 ビキニ核被災者救済の新たな提訴に向けて

      2019年12月12日、ビキニ核被災での国家賠償請求訴訟に対する高松控訴審判決は、「国が意図的に隠し続けた証拠がない」などとして、控訴を却下しました。しかし地裁に続き第5福竜丸以外の元マグロ船員の被ばくを認め、「長年にわたり顧みられなかった漁船員の救済の必要性については、立法府及び行政府に一層の検討を期待するほかない」と示唆しました。1審に比べて、論点整理されていますが、政府寄りの判決内容が見られます。最高裁に上告すれば、さらに厳しく救済の道を断たれる判決が出る可能性があります。

       高齢で病身の原告6名(被災船員5名、遺族1名)が提訴中に死亡し、残る被災船員のほとんどが癌などの手術後、療養中であり、出廷も困難です。一日も早い救済を実現していく上で、上告せず判決内容をいかし、船員保険法の適用による労災申請の提訴を3月に予定しました。厚生労働委員会の公開審理では船員保険部を追い詰めています。追加申請の3名に貨物船「弥彦丸」山本船医の遺族がおられ、ビキニ事件直後の船員の入院記録と「放射性物質による急性白血球減退症の疑い」の診断がされています。

       現在、弁護団づくりを準備中であり、支援組織を野党共闘なみの国会議員・県議・民主団体・漁業関係者などに参加要請中です。3月中・下旬に高知で結成、提訴、記者会見を準備します。改めて全国の支援と参加をよろしくお願いいたします。

    • 12/16 高松高裁判決文です。高知地裁より後退し、政府寄りの意見を感じます。
    • 12/14 高知新聞より

    • 12/13  12月12日、高松高裁にて判決が言い渡されました。裁判長は判決理由を述べることなくわずか1分足らずで「控訴棄却」という不当判決でした。 代理人弁護士の梶原氏は「揺れ動く 司法の独立 嘆きつつ 人権の砦 どこへ行く」と感想を述べ、資料隠しの証拠をすべて出しても認めない。見舞金の支払いで政治決着した日米合意が全ての価値に優越した判決だ。司法が政治に屈したもので、日本の三権分立の危機だと訴えました。一方、一審二審においても、漁船員らの被爆の事実は認定し、「広島、長崎の原爆被爆者と同様の救済を求める心情を理解できる。救済の必要性は改めて検討されるべきだ」そして「立法府及び行政府による一層の検討に期待するほかない」と強く促した内容になっています。このことは、一審二審の裁判長もビキニ事件は救済されていない「未解決事件」だということを認めたものです。原告が高齢化する中で国家賠償訴訟は厳しいたたかいですが、ビキニ被災者の救済のために引き続き頑張っていきたいと思います。

    • 12/12高松高裁 判決骨子
    • 12/5船員保険不採択を提訴するため「裁判を支援する会」を組織し、ニュースを発行する準備中です。そこで、「支援センター」は調査・研究・被災者支援を中心にニュースを発行することになりました。支援センターニュースは、ニュース面に掲示しています。
    • 12/3水研ビキニ水爆実験関連資料
      公文書隠蔽は「桜を見る会」だけでありません。農水省・水産庁もビキニ事件の放射能検査記録、被災船員の命に係わる重要な基礎資料を「10    指定港における水揚げ魚類放射能検知成績    注)昭和35年所蔵目録に記載あるが、中央水研へ移管時のカード目録なし。現物なし」  とし、情報公開請求したら、関係機関との調整のため、開示を1か月延期し、不開示としました。探せばある資料です、紛失したのなら探すべきであると以下のように審査請求しました。     
    • 11/23ビキニ事件と高知
    • 11/21水産庁へのビキニ指定5港放射能検知資料
      開示請求など 指定5港資料
    • 11/2支援する会ニュース14号と室戸の会ニュースをニュース面に掲載しました
    • 10/30高松高裁結審後、9月30日に厚労省社会保険審査会は再審査での労災申請を却下する通知をしてきました。高知県が今年度270万の予算を組んで、健康相談会やシンポジウム、救済に向けた法的措置の在り方などを検討し始めています。詳しい報告は別途まとめているところです。後日報告します。この間の動きについてニュース14号を作成しました。12月12日の高裁判決にむけても、意思統一していかねばなりません。
      ニュース14号は、ニュース面に掲載しています。
    • 10/3

      9月30日、社会保険審査会は、元船員11名全員の船員保険給付の再審査請求を棄却する通知を送ってきました。

      5月16日に開催した、社会保険審査会公開審理では、参与8名中4名が救済を強く求めていたにもかかわらず、採決は参与の意見すら無視した裁決でした。

      ①船員保険部は、申請人である11名の誰一人も聞き取り調査をしなかった。

      ②現在の科学的知見で、水爆実験と元船員の被ばくとの因果関係を解明したにもかかわらず、全く無視して裁決した。

      ③採決の根拠に、当時の水爆実験を管理した米原子力委員会の軍事機密に満ちたデータを根拠に「100m㏜を超えるものではなかった」と結論付けた「有識者会議」の見解に追随したものだった。

       

       本日、ビキニ核被災検証会と太平洋核被災支援センターは強い怒りを表明し、訴訟の検討に入る意思表明を明らかにした「ビキニ被ばく船員の船員保険再審査請求棄却に対する抗議声明」を記者会見で発表した。

    • 9/28 「福島第一原発は津波が来る前に壊れていた」元東電社員“炉心専門家”が決意の実名告発事故検証結果は「津波が原因」。しかし、それは間違っていた……https://bunshun.jp/articles/-/13348
    • 9/27非核の政府を求める京都の会ニュースに高橋博子さんの「ビキニ事件」高松高裁についての投稿
    • 9/19津賀ダム平和記念碑 10周年・日韓交流 報告集
        
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    • 9/5第22回日本自費出版文化賞(日本グラフィックサービス工業会主催、朝日新聞社など後援)の各賞が発表されました。
      『NO NUKES』が、なんと508点の応募作品の中から大賞に選ばれました。
      選考委員は、鎌田慧(ルポライター・選考委員長)、中山千夏(作家)、秋林哲也(編集者)、佐藤和夫(哲学思想研究者)小池一子(クリエイティブ・ディレクター)、成田龍一(日本女子大教授・歴史家)のみなさんです。
      選考理由はまだ伝わってきていませんが、ビキニ核被災国家賠償訴訟裁判が高松高裁で今月12日に結審を迎え、また労災保険の結果も間もなく出される時期に、元マグロ漁船員と家族の生きざまを伝える写真&証言集がこうした光栄な賞をいただけたことに感謝します。
    • 8/27
      1994年、筑紫哲也NEWS23で特集報道された「幡多ゼミ奮闘記」
      津賀ダムで朝鮮人徴用工調査を始めた頃の映像です。YoutubeにUPしましたので、ご覧下さい。

      筑紫哲也NEWS23「幡多ゼミ奮闘記」その1

      https://youtu.be/Y6tYpmlxm6k

      筑紫哲也NEWS23「幡多ゼミ奮闘記 」その2

      https://youtu.be/J-rx9OGePMc

    • 8/18支援する会ニュースNo13号をニュース・リンク面に掲載しました。
    • 8/7幡多ゼミが強制連行調査をはじめたきっかけは、地域調査のなかで「韓国・北朝鮮との緊張関係が、戦争のきっかけになるときがくる」「憎み会わない、共生の友情づくりを積み重ねよう」ということでした。、1993年より、ソウルで韓国高校生と交流し始め、2003年より釜山で韓国高校生と12回の相互交流を続けました。日韓の政治的対立のために、何度も困難な時がありましたが、1度も中止したことはありません。10年前に日韓交流の到達点として、朝鮮人犠牲者を追悼するモニュメントを建設し、8月4日に10周年記念式典を開きました。3日には、四万十ヒノキの集成材工場を見学し、ヒノキでベンチを日韓高校生で合作し、メッセージをペイントしました。今韓国は、多くの人が高層マンションに住み、子供がシックハウス症で悩み室内用のヒノキブームが起きています。韓国の子どもたちの環境改善のために日本の間伐材活用を呼びかけています。関連記事を添付します。友人に広めてください。
      徴用工問題解決に向け、今こそ民間交流を広げよう
      (韓国生徒代表) 挨拶の言葉
      四国 津賀ダム強制徴用工 犠牲者追悼10年 「平和の礎を位置づける」
      新聞赤旗
      高知新聞
    • 7/31水産庁が65年ぶりに公開した資料だが
        水産庁慰謝料
        水産庁慰謝料_総括
        水産庁慰謝料_開示文章
        ビキニ被災船慰謝料
        鮪漁業者に対するビキニ慰謝料配分額一覧表
    • 7/29非核の政府を求める会ニュース第341号に「ビキニ、社会保険審査会と高松高裁の新たな展開と今後の課題」について論点紹介(ニュース面に掲載)
    • 7/28子ども白書(この1冊で子供の「いま」が分かる本)
        みんなで歩もう核廃絶への道(8.15戦争を語りつぐつどい)
        核兵器禁止条約教材づくりに参加する高校生たち
    • 7/8ビキニ被災船員 増本さんの記事
    • 6/27高橋博子さんよりメールがあり、外交資料館で閲覧できなかった資料が見えるようになったそうです。一度開示した文書を、閲覧を禁止し、再び許可した場合はその理由を示すべきでしょう。通知書を比較してください。官邸の機能不全は続いています。高橋博子さん、原口議員の粘り勝ちです。政権の隠蔽体質にまた一つ風穴があき,政府の不作為行為が立証されました。支援者、報道関係の方は転送してください。よろしくお願いいたします。利用決定通知書、利用決定特例期限
    • 6/22この夏の各種の平和の集いで、「ビキニ事件を、第5福竜丸事件と矮小化して、、第5福竜丸の孤立化を許すかどうか」が問われています。日米の政治決着と情報コントロールの闇に光を当てる新たな研究、証言が注目されてきています。『非核の政府を求める会」ニュースに掲載いただき、問い合わせが来ています。長いですが、ぜひご覧いただき、広げてください。高裁・船員保険ともに、この秋が山場だといわれています。
    • 6/13ビキニ国賠訴訟 第2回高松高裁控訴審から
         聞間_意見書 山下_意見書 高橋_意見書 国賠訴訟_高橋 AEC文章_高橋 ビキニ被災高松高裁(新聞)
         ビキニ_高橋公文書まとめ
    • 6/11(火)1:15~ビキニ国賠訴訟 第2回高松高裁控訴審
            高知城ホール午前9時半出発 連絡先は支援する会ニュース12号
    • 6/10ビキニ被爆船員・国民統計死亡率の比較
        被爆船員調査_船別罹患率
        被爆船員調査_被災船員罹患調査
    • 6/3 (月)
      高橋博子さんの努力であきらかになりました。一度公開したビキニ被災資料をまた隠す、驚くべき外務省・外交資料館対応です。また、アメリカ大統領ー駐日アメリカ大使館ー日本外務省関係のビキニ事件対日工作の秘密資料も引き出しています(後日資料添付)。1時間近く、長いですが重要な外務省レクチャーです。経緯も含めて書きました。転送OKです。

      ビキニ被災資料をまた隠す、驚くべき外務省・外交資料館対応は下のURL。

      https://twitter.com/kharaguchi/status/1135394817339379712?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Etweet

    • 5/24(金)ビキニ被災公開審理の資料、核実験による被災者救済の可能性が出ています
      公開審理報告まとめ
      公開審理参与の意見整理
      社会保険審査会への意見陳述最終版
      新聞まとめ(毎日、高知、赤旗)
    • 5/14支援する会ニュース12号をニュース面に掲載しました
    • 5/16(木)10;00~12:00 衆議院会館 急ではありますが、初めてのビキニ核被災に関する公開審理が行われますが、傍聴がマスコミ関係者含めて20人と限定されています。この機会に、ビキニ核被災検証会員や国会議員・マスコミ関係者にビキニ核被災検証会へのご参加をご案内いたします。
    • 4/9午前4:30~5:00、5:00~5:30「おはよう日本」NHK総合で、ビキニ事件の紙芝居取材について全国報道されます
    • 4/5地方で出版される雑誌などを紹介する業界内の情報誌『アクセス』の5月1日号に足羽さん(高知新聞総合印刷支配人)の原稿が掲載されます。2月1日号でも写真集『NO NUKES』を紹介いただきました.(6/6に原稿差し替え)
    • 再開した幡多高校生ゼミナールの学生のみなさんが完成させましたDVD学習教材『核被災と核兵器禁止条約』を、3月30日(土)午前10時から、平和資料館・草の家にて公開
    • 3/24支援センター書籍のページを更新しました
    • 厚労省社会保険審査会の公開審理が5月16日(木)午後に決定
      3/5紙芝居「ビキニの海のねがい」(高知新聞)
      DVD教材「核被災と核兵器禁止条約」(毎日新聞)
    • 2/19「⾃分はビキニで被ばくしたのか」海の男だった82歳が執念の調査 国がやらないなら⾃分で -
      Yahoo!ニュース
      (笹島康仁)
    • 2/8徴用工問題解決にむけて、幡多高校生ゼミナール顧問会が呼びかけました。、幡多高校生ゼミナールは、1991年から朝鮮人強制連行調査を始め、1993年から日韓高校生交流が取り組まれました。この活動は映画「渡り川」(森康行監督)に記録され、大学・高校・地域上映が全国的に展開されました。また、韓国国営放送で、全国報道され、釜山国際映画祭にも参加しました。映画はDVD化されていますが、最近問い合わせが続いています。そこで、ぜひ学習会、再上映会を小規模でもできるように、DVDを上映権付きとしました。ぜひ、ご活用ください。
    • 2/2ビキニ核被災者救済のためのご支援をお願いします
    • 2/2支援センターだよりをニュース面に掲載しました。
    • 高松高裁控訴審は2019年1月22日(火)午後1時15分~。支援を宜しく。