• 2020年・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  • 12/29 人権と部落問題連載9 ビキニ事件は終わっていない
  • 12/12 ヒバクと健康レター38号 渡辺謙一氏 原子力映画 日本上陸かけある記
  • 12/8  「ビキニデーIn高知」パンフ全(3/6土:フィールドワーク、3/7日:全体集会)

    皆様にはご承知の通り、2021年1月22日、核兵器禁止条約が発効します。この条約は、生物兵器禁止条約、化学兵器禁止条約に続く国際規範となり、核兵器の開発、保有、使用、威嚇はこの日から国際法違反となり、「核なき世界」へと第2ステージへと大きな歩みを始めます。
    私たちは、この歴史的な成果に励まされ「ビキニデーIn高知」を開催します。開催目的は、1954年ビキニ環礁でのアメリカの水爆実験によって第五福竜丸だけでなく、高知のマグロ漁船が延270隻(全国延1000隻)の、乗組員が被ばくしたこと。そしてこの被ばく事実が日米両政府の政治決着によって60年間隠ぺいされ、元マグロ漁船員と遺族は、いまだに救済されていないことを訴えます。
    企画内容は、
    ❶写真展(3/5~3/14・無料)では、豊崎博光さんのマーシャル諸島の核実験被災者写真、森住 卓さんのセミパラチンスク核実験被災者写真、岡村啓佐の元マグロ漁船員の写真と証言、福島原発事故による被ばく写真などを展示します。
    ❷元マグロ漁船員と語るフィールドワーク(3/6・各6000円・昼食付)は、大型バスにて室戸コース、幡多コースに分かれて元漁船員の証言を学びます。
    ❸「ビキニデーin高知」全体集会(3/7・1500円)はメイン企画です。記念講演には、内藤雅義さん(弁護士・日本反核法律家協会副会長)による「原爆症認定訴訟とビキニ被災事件救済の展望」。川崎 哲さん(ピースボート共同代表・ICAN国際運営委員)による「核兵器の終わりの始まり―核兵器禁止条約の発効後の世界と日本―」と、2人の方がお話しします。またパネルデイスカッションでは「ビキニ核被災者支援とこれからの運動」と題して4人が登壇します。全体集会はオンラインでの視聴(1500円)も準備します。
    ❹映画「第五福竜丸」「高知県被爆者の肖像、遠洋漁業の記憶2020」を2カ所で上映します。(室戸市2/28・高知市3/13・前売1200円)の四つです。
    「ビキニデーIn高知」は、ビキニ水爆実験による元マグロ漁船員の被ばく調査と、救済に取り組んできた高知での開催です。
    日本全国から、そして世界からの来高をお待ちします。

  • 11/6 ビキニ被災 室戸の会ニュースNo35 と 支援センターたよりNo6 をニュース面に掲載しました
  • 10/23 核兵器禁止条約批准50カ国達成を歓迎し、日本政府に批准を求める声明
    「人権と部落問題」連載の「ビキニ事件は終わっていない」と11月号目次
  • 10/19 太平洋核被災支援センターたよりNo5をニュース面に掲載しました。
        初めて、外務省極秘資料を文書に整理しました
  • 10/19 映画「我が友ー」高知黒潮町の上映会は、100名定員満員で熱気にあふれたトーク内容でした。
    高知新聞報道記事と進行表、下本節子さんの発言を掲載します。
  • 9/8 ビキニ国賠訴訟に関して、室戸の会の浜田さんの聞き取り記録

    原告団長の下本さんの第7大丸とお父さんの被災についての陳述

    漫画、「放射線を浴びたX年後」の漫画家・和気一作さんの記事
  • 9/2 
    7月31日の第1回口頭弁論で、国と協会けんぽから申立書が提出されていたことに対して、
    8月31日午後1時に南弁護士が高知地裁に提出した反論書と意見書です。
    高知地裁は今回提出した原告側の反論書と意見書に対して、反論があれば、国と協会けんぽに対して9月25日までに提出を求めているとのことです

    【ビキニ労災訴訟弁護団が記者会見】
    ●8 月31 日、被告である全国健康保険協会が高知地裁での裁判を東京地裁に移せとの申立てに対し弁護団は、
    『行政事件訴訟法第 12 条 3 項の趣旨(国民の権利救済の便宜をはかり、重要な証拠資料や証人が存在する土地の裁判所において審理を行い円滑化、迅速化を図る観点の重視)に反する』とした反論書を高知地裁に提出。
    ●さらに、もう一人の被告である国が、損失補償請求に関連して処分取消請求を併合して原告が行なっていることは、そもそも関連性が無く2つの訴訟と考えられる。だから、高知地裁と東京地裁で別々の審理を行え、と上申した事に対しては、
    『日米合意による何らかの給付と労災給付との関係は関連している。重要性を増す原告や元乗組員らの被ばくや発症証言も共通している。何よりも、 高知、東京と2度も証言を行うことは迅速化による国民の権利救済に反しており、80 代で持病を抱える高齢被災船員や関係者の訴訟追行の便宜は大きく損なわれ円滑な審理遂行が行えない』とした意見書を高知地裁に提出した。
    ●原告の下本節子さんは 「国は難癖つけずに、被災者に近づいて欲しい。 寄り添って欲しい。」と、 被災者や証拠資料のある高知での裁判を訴えました。
     この期に及んでも、審理に入る前の申立てで時間を費やし、高齢の原告被災船員の気力と時間を奪うような 全国協会健保と国のやり方は許されません。
    読者ニュース

  • 8/27 ビキニ連載 5「幕引き」-日米政治決着のねらい
  • 8/22 漫画「放射線を浴びたX年後」が発行され、高知の書店に平積みされています。ドキュメンタリーな内容とリアルな絵に圧倒されました。特に、わたしも聞き取ったクリスマス島核実験目撃証言や藤井節也さんが27歳で入水自殺される場面などは、漫画でなければ表現できない臨場感あふれるもので、改めてビキニ事件の奥深さを感じました。作画者のお父さんの乗船されたマグロ漁船も被災船として記録されており、お父さんの病死への無念さも伝わります。ぜひ、ご覧下さい。
  • 8/20 黒い雨」裁判控訴を受けて、政府の言う「科学的知見」とは何か、ビキニ事件の裁判を通じて明らかになりました。都合のいい資料と都合のいい「科学者」だけを使い、最新の科学調査・検証には蓋をして見ようともせず、被災者の追跡調査もせず、卓上で捏造したものでした。核実験国アメリカ原子力委員会自身が、「低く、不十分」としたデータを使い、しかも6回の核実験なのに最初の1回だけ分析し、800万円の予算をつぎ込み作成した「厚労省研究班」報告書は、厚労省自身が使い物にならないことを認めました。ほぼ同じメンバーの「有識者会議」は、6回の実験データでやり直したが、またも同じアメリカ原子力委員会関係資料を使って、被災漁船被ばく線量を低く出したが、同じ計算ですると第5福竜丸はほとんど被ばくしていない結果となりました。こうした「科学的知見」は裁判でも政府側は1名の証人も出せず、論破されてきています。この間の経過を示す3つの論考データを添付します。下記のホームページも参照され、ぜひご検討ください。下記の引用は、最新入手のアメリカ資料で、聞間元先生が翻訳、星正治先生がコメントされた資料からの引用です。
    ①ビキニ労災(聞間・南)反核法律家協会
    ②アメリカ資料(聞間和訳・星コメント)
    メガトン級爆発の等高線については、2つの特に重要な点に注意してください。 1つ目は、非常に不規則であること、2つ目は、グラウンドゼロからかなり離れた場所に放射線強度の高い孤立した領域が含まれていることです。これらは両方とも、主に、標高の高い風がさまざまな方向に吹いていて、爆発後の速度が異なるという事実によるものです。通常表示される滑らかな簡略化された輪郭を取得するには、単純化された風構造が必要ですが、これは多くの場合存在しません。予測のために、単純な風の構造を想定して理想的な輪郭を表示することが必要になる場合がありますが、実際の状況は非常に異なる傾向があることに注意してください。
  • 8/14 ビキニ被災労災訴訟、第1回口頭弁論での、遺族2人の証言、追跡調査などの「室戸の会」ニュースNo34をニュース面に掲載しました。
  • 8/3 ビキニ労災訴訟の報道です。遺族2人の陳述の重さが法廷につたわりました。協会けんぽが、移送を申し立てしています。一度も申請者の聞き取りをせず、公開審理でも参与の多くからその不備を指摘されています。元参与で「支援する会」顧問の西村さんは、昭和29年のビキニ事件のころは、船員保険は、政府管賞と言って、管理運用を厚生省が行っていて、政府と一体の対応をしていたと指摘しました。当時の公文書には、厚生省厚生年金保険課の名があり、慰謝料配分一覧には、福竜丸はじめ、「その他船舶の組員関係」で、「船員保険特別会計の支出実績」として治療費が支払われています。政治決着による「見舞金」でなく、米に賠償請求すれば、「その他船舶の組員関係」で被災調査が進み、「船員保険特別会計の治療費」支出ははるかに増加したはずです。高知船籍乗組員約2、400人、神奈川船籍など約500人とみて3000人の被災船員と数倍の遺族が、高知県にいます。解明を広げ、深める調査と報道が期待されます。
    ①毎日新聞
    ②朝日・高知新聞
    ③赤旗
  • 8/2 大石又七さんの著書「ビキニ事件の表と裏」で取りあげられています加藤一郎氏 「ジュリスト」掲載論文が送られてきました。事件当時の賠償問題をめぐる日米の対応について、客観的に述べている貴重な論文です。日米の政治決着によって、情報コントロールされた事件の解明を改めて明らかにする作業が今重要です。核実験の影響の大きさが立証されれば、核実験を継続できなくなるという危機感、一括補償で鎮静化を急いだ日米の政治的判断が見られます。ぜひ検証してください。
    ①ジュリスト1954年7月15日
    ②ジュリスト1954年12月15日
  • 7/30 ビキニ事件の損害賠償問題について、国会での証人尋問会議録です。特に、加藤一郎証人の証言は、損害賠償か見舞金かによって異なる対応について興味深いものです。
  • 7/28 ビキニ慰謝料資料を、大平洋核被災支援センター 濱田代表と事務局、研究協力者で、高橋博子さん・大石又七さんの著書を参考に、開示請求や、国会議事録、船員同志会「遠洋」などの資料を1年かけて収集し、作成しました。、日米政府が政治決着し、慰謝料は「対日工作資金」として事件の鎮静化を目的に配分されています。アメリカ政府の損害賠償を問わずに、見舞金で済ませる提案が、日本の外務省からなされていることも明らかかになりました。日米政府合同の情報コントロールにより、因果関係立証を困難にし、今なお情報不開示、被災船員追跡調査を拒否し続けています。
    7月31日の高知地裁での第1回口頭弁論後の記者会見の場で、まとめと資料2~4は印刷配布予定です。
    ①ビキニ事件の「慰謝料」問題資料集
    ②ビキニ被災事件に伴う補償措置の経過について(水産庁)
    ③原爆被害処理に関する件(外務省)
    ④核兵器と日米関係(坂元一哉)
    ⑤慰謝料についての見解
    ⑥映画「我が友原子力ー放射能の世紀」日本初上映のチラシ
  • 7/26 人権と部落問題8月号の連載4「機密文書ーマグロ検査の中止」
  • 7/24 日弁連「太平洋・ビキニ環礁における水爆実験で被ばくした元漁船員ら の健康被害に対する救済措置を求める意見書」
  • 7/19 支援センターだよりNo4(太平洋核被災支援センター総会)をニュース面に掲示しました
  • 7/18 ビキニ労災訴訟第1回口頭弁論案内 チラシ
  • 7/6 支援センター書籍面に DVD版紙芝居「ビキニの海のねがい」を追加
  • 7/5 人権連載_ビキニ事件
  • 7/5 室戸の会ニュースNo33をニュース面に掲載しました。
    7/31(金)ビキニ労災裁判第1回公判(口頭弁論)
    高知地方裁判所205法廷 10時から
  • 5/31 
    「愛吉・すずのばら」挿し木を6月6日(土)14;00~幡多ゼミナール館の裏庭で行います。1988年に幡多ゼミ「平和の旅」で焼津の久保山すずさん宅を訪問後に挿し木を依頼し、翌年3・1ビキニデーで受け取り、高知で育ててきました。昨年8月に静岡の全国母親大会で、幡多ゼミoBの橋崎さんが持参し静岡に里帰りしました。ビキニ被災船の頂点である第五福竜丸、最初の犠牲者である久保山愛吉さんがバラを愛したことを知って、すずさんが大切に育ててきました。
    挿し木は、すずさんに出会ったったOBと静岡に挿し木を持参したOBに参加してもらい、記念撮影後に、当時を振り返り、挿し木を県下の子どもたちや県外に広める相談をし、取材を受ける予定です。なお幡多ゼミナール館2階に、ビキニ被災船を追う子高校生の写真展示・紙芝居の展示をしています。
    バラの品種は、桃色の大輪花を一枝に房で咲かせる世界中で愛されてきた枯れにくいバラ「クイーン・エリザベス」と言われています。

    クイーン・エリザベス
  • 5/29 『毎日新聞』全国版/松原記者のビキニ事件の記事を掲載します
  • 5/27 「人権と部落問題」6月号、連載2/11,「水爆実験とまぐろ漁業」
  • 5/20
    非核の政府を求める京都の会発行の「NO NUKES まちの便り まちの声」に、長谷川千秋(元朝日新聞大阪本社編集局長、本会常任世話人)さんの
    日本政府にもう一度問う。
    私たちは第五福竜丸の仲間と同じ米核実験による被ばく者だ。
    ビキニ事件はまだ終わっていない
    が掲載され、高知のビキニ事件裁判、船員保険適応、新たな提訴の歴史的意義を明確に位置づけていただきました。拡散よろしくお願いいたします。新たな提訴は、コロナ対策で停止状態ですが、7人の高知弁護団と科学者・医師・支援メンバーとのネット会議で、新たな論点整理をすすめ、追加原告呼びかけ、200名の被災船員・遺族の記録化(文書・DVD)などに取り組んでいます。また、DVD「核被災と核兵器禁止条約」の英語・韓国語版が完成し、ロシア語版が間もなくできます。高齢で闘病生活中の被災船員にとっては、最後の裁判になります。核被災国の日本政府は、自ら隠した証拠を盾に、被災船員を棄民として、現代史から消し去ろうとしています。核兵器禁止条約6条の核実験被災者救済・国際人権問題として、ご支援をよろしくお願いいたします。
  • 4/9 高知民報のビキニ労災提訴報道 高知民報・ビキニの海のねがい(紙芝居)
  • 4/8 室戸の会ニュースをニュース面に掲示しました
  • 4/7 リベラル21 民医連 高新聞紙芝居・赤旗 研究ノート(市田真理)
  • 4/4 ビキニ訴訟資料NO2
  • 4/1 ビキニ労災訴状
  • 3/30 「ビキニ労災訴訟を支援する会」結成総会

      ビキニ労災訴訟を支援する会結成総会レジメ
      新聞記事 毎日 赤旗 赤旗2

    司会する橋元高退協副会長             共同代表(中央が山下正寿さん)

        

    会見する訴訟代表と7名の弁護団           報道カメラ5台

     

  • 3/23 支援センターだよりNo3をニュース面に掲示しました
  • 3/15 コロナ対策で調整中の案、対策含め、検討のうえ、3月18日決定、通知予定

    核被災フィールドワークと検証会(案)

    3月29日 ・フィールドワーク 14時~16時室戸漁業会館2階

     3月30日 11時~12時高知城ホール2階

    ・検証会「ビキニ事件の実相を伝える」

     ※13時~ビキニ労災訴訟支援会結成総会

  • 3/4 3.1ビキニデー予定原稿 下元節子
      ビキニ被災 室戸の会ニュースNo30をニュース面に掲載しました
  • 2/28 高知でのビキニ調査・フォーラム開催 
    3月30日に、ビキニ被災労災訴訟の結成総会・高知地裁提訴・記者会見を予定しています
  • 2/25 「ビキニのつどい」の『朝日新聞』記事
  • 2/13 高知県主催のビキニ健康相談。シンポジウムについて見解を発表しました。
    支援センター便り2をニュース面に掲示しました。
  • 1/31 ビキニ労災訴訟に、弁護団(高知5人)を形成、「支援する会」準備会が、2月11日に開かれ、3月提訴します。全国展開となり、多大な費用が必要となります。お願いのチラシができました。ご支援よろしくお願いいたします。
  • 1/25 「ビキニ労災訴訟を支援する会」準備会に向けて、県内各種団体に参加を呼びかけ
       3月の提訴の日に行う結成総会への参加と加盟及び募金カンパ
  • 1/24 3・1ビキニ集会、関連のビキニ研チラシ
  • 1/17 ビキニ労災訴訟を目指す今年の取り組みについてよくまとめられた新聞記事
  • 1/14 岡村啓佐さんのビキニ被災者の写真が展示されている第5福竜丸展示館の近くで「3・1ビキニ記念のつどい」が開かれます。

    日時:2020年2月24日(月・休)13:30~16:30

    場所:夢の島マリーナ2F会議室

    内容:映画「ビキニの海は忘れない」上映、岡村啓佐(写真集『NO NUKES』)さんの講話

    資料代:500円

  • 1/6 フランス国営放送プロデューサー渡辺謙一さんより、映画“我が友–原子力 放射能の世紀” が完成したとの報告・お礼状が届きました。許可を得て転送します。
    昨年、高知のビキニ被災船員の取材を行い、政府の公文書隠蔽、高橋博子さん解明の「ビキニ事件政治決着と戦犯釈放」にかかわる秘密文書など、事件の核心を映像化しているようです。日本での上映が期待されます。
    内容は、第1章・放射線雲の中の米軍兵士 第2章・死の灰の中の日本漁船 第3章・ラジウムガール 第4章・被曝と沈黙 第5章・怒りの訴訟 となっています。